ジュガール和食

インドでは

よくジュガールという言葉を耳にします。


ジュガールとは

ありあわせのもので何とかする、まかなう

みたいな意味です。


日本ですと

何かを作ったりしている時に

足りないものがあれば

買いに行ったりしますが

ここインドでは

そうもいかない事が多い。


そうなるとインド人は

ジュガールだ、と言って

ありあわせのものでまかなうのです。


私が作る和食は

まさにジュガール和食。

いかんせん材料、調味料の種類が少ない。


私が始めて体験したジュガールとは・・・


ゴマをすりたいのにすり鉢がない時

インド人がジュガールで対応してくれました。


その方法は

ステンレスのコップにゴマを入れ

チャパティ伸ばす麺棒の先を使って

ゴマを地道につぶしていくという方法。


あとは

ラー油を自分で作ってみたりというのも

ジュガールであります。

（日本だったら買います、買えないから作るしかない）


お肉食べたくても買えないから

ソイミートなどで代用というのもそうだろうし。

（けれどお肉食べないと胃も体も軽いので

好きで作ってもいたりします）


私の場合は

料理が好きで一から作る！というより

買えないからありあわせのもので作る！なので

かなりのジュガール率になるのです。

最近

ジュガール和食を

少しだけ抜け出しました。


見た目、ジュガール感漂う

和食プレートですが・・・


日本米（！）の炊き込みご飯と

手打ちうどん、かきあげ


前の記事に書いたかもですが

インドに帰ってきてから

日本のお米の美味しさを

日本で再確認してしまったせいか

インドのお米が

食べられなくなって

しまったのです。


インドカレーのときは

食べられるのですが･･･

そんなときに思い出したのが

インド、アラハバード産の日本米が

売っているという話だったのです。


アラハバード有機農業組合

http://ashaasia.org/aoacindia.org/index_AOAC_jp.html


ここではオーガニック日本食材などを作っていて

リシケシではタポヴァンにある

オーガニックストアで

商品が買えるのです。


去年はアラハバード産ひよこ豆の味噌を購入し

味も美味しかった。

日本食材が手に入らないリシケシでは

貴重な存在なのです。


先日久々に行ってみたら

日本米が！あったー！！

という事で早速購入。

金額はなんと1キロで800円弱！


彼がその値段にびっくりしてました。

インド米の10倍以上の値段ですから。


味は感動的に美味しかった！

日本米特有のねばりと甘みがある！


お米を研いでいるときから

そのにおいの違いに感動しちゃいました。


玄米も売っていたので

次は買って食べてみたい。


そんなわけで

ジュガール和食進化中。


最近はまっているのが

手打ちうどんとかきあげもしくは天ぷらセット


めんつゆは日本から持ってきたので

麺さえ打てれば完全なうどん！


麺打ちも少しずつ上達し

少しずつ綺麗な麺ができるようになりました。


私、一体どこを目指しているんだか。笑

という話ですが

うどんを打つのもジュガール！という訳なのです。




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